ホピ族 Gerald Lomaventema ジェラルドロマヴェンテマ ブロードフェイスカチーナ トゥファキャスト オーバーレイ シルバーバングル

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作者 Gerald Lomaventema (ジェラルド ロマヴェンテマ)
1967年生まれ アメリカアリゾナ州在住 ホピ族 シルバースミス
ベアクラン(熊族）
ホピの伝統技法のオーバーレイはもちろん、トゥファキャストも得意としシンプルなものから大作まで幅広く制作しています。アートショウでも数々の賞を受賞。
ジュエリー制作のみならずホピの伝統文化を後世に伝える重要な役割も担っています。

このバングルをジェロ本人はブロードフェイスカチーナブレスレットと呼んでいます。
センターにブロードフェイスカチーナ
両サイドにスネイクとターキー(七面鳥)の足跡がオーバーレイによって表現されています。

ブロードフェイスカチーナとはホピではガードカチーナ（守りの精霊）と言われ、悪いものや人、気から身を守ってくれるカチーナだそうです。
カチーナのヘッドドレスはイーグルフェザーで二つの垂れ下がった羽はとても立体的に表現されています。
三色のインレイが施された三つの矢印は雨雲の方向を表す矢印だそうです。雨をとても大事にするホピ族らしい表現です。
緑のターコイズのインレイはカチーナの角です。

スネイクはホピでは戦士、儀式の間中、邪悪な人やスピリットから守ってくれる守護役だそうです。また雨をもたらしてくれるそうです。

ターキー（七面鳥）の足跡は雨が降った後の情景を表しています。

素材 スターリングシルバー925
アコマジェット、イエロージェイド、レッドコーラル、ブルーターコイズ、グリーンターコイズ
カチーナの角に使われている緑のターコイズはコロラド州クリップルクリーク鉱山でとれたとてもレアなターコイズです。ジェロが15年ほど前に購入してずっと保管していたターコイズだそうです。

内周 14.6cm＋開口部 2.5cm＝総寸 17.1cm
最大幅 5.7cm
厚み 約3.5mm
重さ 112g

手首回り 16.5-17.5cmの方にぴったりです

2020年12月の作品です（ジェロからこのバングルが仕上がったと連絡があったのは12月8日でした）

バングルのみの販売です 。

※1 オーバーレイとは
ホピ族に伝わる伝統的なジュエリー制作技法のひとつです。
ボトムになる地金に糸鋸でカッティングされたプレートを重ね合わせて、立体的な表現を行う技法です。

※2 トゥファキャストとは
元々、ナバホ族に伝わる伝統的なジュエリー制作技法のひとつです
トゥファと呼ばれる白く柔らかい軽石にデザインを掘り、その掘ったトゥファストーンと何もしていない平らなトゥファストーンを重ね合わせます。重ね合わせた石の間にバーナーで熱して溶かしたシルバーを流し込みプレートを作ります。そのプレートを磨き調整を重ね仕上げていきます。